| 原題 | Single-molecule RNA sequencing for simultaneous detection of m6A and 5mC. |
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| 掲載 | Scientific reports |
| 記述言語 | 英語 |
| 著者 | Takahito Ohshiro, Masamitsu Konno, Ayumu Asai, Yuki Komoto, Akira Yamagata, Yuichiro Doki, Hidetoshi Eguchi, Ken Ofusa, Masateru Taniguchi, Hideshi Ishii |
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概要
エピトランスクリプトミクスは、トランスクリプトームに機能的な変化をもたらすRNA塩基修飾を研究する分野で、近年活発に研究が進められています。しかし、トランスクリプトーム全体にわたってRNA塩基修飾を網羅的に調べるためのシーケンシング手法の開発が、大きな課題となってきました。
私たちはこれまでに、がん細胞の増殖や抑制に関わるN6-メチルアデノシン(m6A)や5-メチルシチジン(5mC)といった、マイクロRNA(miRNA)のRNA塩基修飾を読み取る一分子量子シーケンサーを提案してきました。本研究では、大腸がん細胞から抽出したhsa-miR-200c-5pの5mCとm6Aを調べ、メチル化の部位と割合を決定しました。得られたデータは、質量分析で求めた値と同等でした。
さらに、配列中の各部位におけるシチジンとアデノシンのメチル化率と、その相互の関係を評価しました。その結果、シチジンとアデノシンのメチル化は、近くの塩基のメチル化によって促進されることが示唆されました。
本研究は、さまざまなRNA塩基修飾をRNA配列の文脈の中で読み取るための、確かな新しいツールを提供するものです。