研究成果

研究論文(学術雑誌)

がんの診断と治療に向けた一炭素代謝

がんの診断と治療に向けた一炭素代謝

原題

One-carbon metabolism for cancer diagnostic and therapeutic approaches.

掲載

Cancer letters

記述言語

英語

著者

Ayumu Asai, Masamitsu Konno, Jun Koseki, Masateru Taniguchi, Andrea Vecchione, Hideshi Ishii

DOI

https://doi.org/10.1016/j.canlet.2019.11.023

PubMed

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31759958

概要

代謝の変化は、がん細胞の急速で無秩序な増殖に欠かせないもので、そのためには豊富なヌクレオチドの供給源が必要です。こうした代謝の再プログラム化の特徴の一つが一炭素(1C)代謝で、とくにDNA合成における役割が注目されています。また、さまざまな形のメチル化も、がん細胞の生存や増殖に関わることから注目されています。

近年、1C代謝はこれらの働きを通じてがんの悪性化に果たす役割が大きな関心を集めており、1C代謝を標的とする阻害剤が抗がん剤として用いられています。本総説では、1C代謝の重要性とがんにおける臨床応用について概説します。1C代謝を理解することは、新たながんの診断法や治療法の開発に役立つと考えられます。

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