| 原題 | Human colorectal CD24+ cancer stem cells are susceptible to epithelial-mesenchymal transition. |
|---|---|
| 掲載 | International journal of oncology |
| 記述言語 | 英語 |
| 著者 | Miho Okano, Masamitsu Konno, Yoshihiro Kano, Hirotoshi Kim, Koichi Kawamoto, Masahisa Ohkuma, Naotsugu Haraguchi, Takehiko Yokobori, Koshi Mimori, Hirofumi Yamamoto, Mitsugu Sekimoto, Yuichiro Doki, Masaki Mori, Hideshi Ishii |
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| PubMed |
概要
従来のがん化学療法は、腫瘍の中の幹細胞ではないがん細胞を優先的に破壊し、がん幹細胞(CSC)の亜集団はより抵抗性をもって生き残るため、再発や転移につながります。近年の研究で、CD24と上皮間葉転換(EMT)の起こしやすさががん幹細胞のマーカーとなりうることが示唆されています。
本研究では、CD24陽性細胞が、がんの転移に重要な表現型であるEMTの誘導を受けやすいことを報告します。効果的なEMT誘導因子であるTGF-βに対するがん幹細胞マーカーの反応性を、2つの大腸がん細胞株CaR-1とCCK81で調べたところ、CD24陽性細胞はEMTを起こしやすいことが示されました。CD24陽性細胞は、培養下でTGF-βにさらされるとNotch 1を発現し、対照に比べて高い腫瘍形成能を示しました。
これらの結果は、CD24陽性細胞がEMTの誘導やがんの進行を受けやすいことを示しており、CD24ががん幹細胞の治療標的の候補であることを示唆しています。