研究成果

研究論文(学術雑誌)

がん細胞の血管浸潤を可視化する四次元オルガノイドシステム

がん細胞の血管浸潤を可視化する四次元オルガノイドシステム

原題

A Four-Dimensional Organoid System to Visualize Cancer Cell Vascular Invasion

掲載

Biology

記述言語

英語

著者

Kiminori Yanagisawa, Masamitsu Konno, Hao Liu, Shinji Irie, Tsunekazu Mizushima, Masaki Mori, Yuichiro Doki, Hidetoshi Eguchi, Michiya Matsusaki, Hideshi Ishii

DOI

https://doi.org/10.3390/biology9110361

PubMed

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/33120912

PubMed Central

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7692192

概要

がんの血管浸潤はがんの進行における重要な段階ですが、血管浸潤を抑える薬はまだ開発されていません。がんの転移を根絶するには、血管浸潤の仕組みの解明と革新的な治療法の開発が必要です。

本研究では、コラーゲン微細線維を含むフィブリンゲル内で血管オルガノイドを培養することで、簡便で再現性の高い血管浸潤モデルを確立しました。このモデルを用いることで、浸潤するがん細胞の動態や組織学的な位置関係を四次元で観察・評価することができました。また、がん由来のエクソソームががん細胞の血管浸潤を促進し、血管内皮のタイトジャンクションをゆるめることがわかりました。

この血管浸潤を模したモデルを用いた研究は新たな評価法として発展が見込まれ、薬剤による血管浸潤抑制効果の評価への応用が期待されます。

最近の記事
  1. ホームページを公開しました
カテゴリー
アーカイブ
PAGE TOP